wafuupizzaのブログ

某地方の農業系大学に入学した、東京のシティボーイが書いてます。

ぶらぶら

 2回目の、土曜日が来た。先週と同じ面子が残っている。僕は、寮ではたいてい部屋か談話室にいて誰かと話すことが多い。意識的に、一日一回は、誰かとちゃんと話すようにしている。食堂でのご飯も同輩の先客がいれば、一緒に食べるようにしてる。でも、今日は、一人、散歩をしたくなった。東京にいるときは、散歩は毎日のようにしていて、お気に入りの時間だった。

 

 寮から、一時間半ほど歩いた。ステーキ屋があったのでそこで昼食をとった。昼から一人でステーキなんて贅沢だ。

 

 そのあと、ステーキ屋から15分ほど歩き、桜が綺麗な公園に着いた。地面には芝生が敷かれていた。天気も良かったので寝っ転がってお昼寝をした。30分ぐらいたって、起きてた。それで、靴と靴下を脱ぎ、裸足で公園を散歩した。高校の先輩が、「裸足で歩くと気持ちがいい」と言っていたがその通りだった。

 公園を後にし、車通りの少ない道に出た。裸足が気持ちよかったので、その道も裸足で40分ほど歩いた。途中景色の良い土手に出たので、座って黄昏たり、本を読んだりした。

 全部で五時間ぐらいの話。

  

 僕は、孤独の不安感を普段、感じることは少ない。むしろ、一人でいることを楽しく感じる。もちろん、誰かといるのを嫌っているわけではない。バランスが大事ってこと。でも、みんなが集団でいると孤独への不安が大きくなる。僕も慌てて、誰かと一緒にいなきゃって思う。無理をしてでも。

 つまり、今日の散歩は、精神安定剤になったって話。