wafuupizzaのブログ

某地方の農業系大学に入学した、東京のシティボーイが書いてます。

茨城に行く 牛久大仏

 やっと受験が終わり、会う時間ができた友人と、一緒に出かけることになった。その友人とは、小学校の頃からの友人で、中高の間にも、何回も一緒に出かけた。東京散策を一日中かけてしたり、日光へ出かけたり、銚子に初日の出を見に出かけたりした。

 それで、今回も日帰りでどこか遠出することにした。僕は、関東のうち茨城県へ行ったことがなかったので、友人に提案し、茨城へ行くことになった。

 上野駅で朝8時に友人と待ち合わせをした。そして、青春18切符を使い常磐線で水戸へ向かった。電車の中で、どこを観光するか慌てて決めた。友人の持ってきたガイドブックに載っていた、牛久大仏に向かうことにした。

 牛久駅でおり、バスに乗り換えそこから20分ほど、バス車内には、自分たちを含め5人しか載っていなかった。全員牛久大仏に向かうようだ。だから、牛久大仏は空いていると思った。が、着いてみると、観光バスが5台ほどバス停に止まっていて、他にも、乗用車がたくさんあった。 周りは、ど田舎で、田舎によくある巨大な工場か倉庫がいくつかあった。なので周りには、高い建物がなく、巨大な、大仏がもうすでに見えていた。迫力満点。

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 取ってつけたようなお土産やさんが6店舗ほどしかない参道を通り抜けると牛久大仏がある敷地内の入り口に着く。入り口で八百円の拝観料を払い敷地内に入る。敷地内は、綺麗に整理された広い公園で一本に伸びた道を歩き大仏の足元に行き裏に回ると入口。係りの人が案内をしてくれる。入り口にはドアが二重でついていてその二つの間の小部屋に案内される。そこで電気を真っ暗にされ大仏の説明のアナウンスがされる。そのあと、前のドアが突然開きライトアップされ、金色の小さい大仏がある大きな部屋に入る。ハスの香りという匂いもする。そこを抜け、エレベーターで二階に上がり大仏の説明がされたコーナーに行く。大仏は、平成になってから建てられたもので見た目以外はビルと大差ない。一応、浄土真宗東本願寺派のものらしい。全長は、120mだが行けるのは85mほどまで。四方向に三つずつ縦に伸びた小さな隙間があり外を見ることができる。

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 外から見るとこんな感じだ。

 見学が終わると、またエレベーターで3階まで降りる。お寺でいう本堂らしい。下の画像のスペース一個一個に大仏が置いてある。お金を払うと自分の大仏が置いてもらえたりするらしい。

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 そのあと、もう一度二階に降りると台座のところに出ることができた。出入り口のところで、金箔が置いてありお金を払い台座に貼ることができるらしい。結構、張ってあった。よくわからない。正直、全体的に悪趣味な感じだ。

 しかし、調べてみると、金箔を大仏に貼る文化は結構昔からのもの。日本だけじゃなく、インド中国東南アジアでもあるらしい。

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 それで、だいたい中の見学は終わった。外から大仏を見ていたら、頭のてっぺんに避雷針も立っていた。完全に近代的なビル。これは、なんのためにここに建てられたのかもうよくわからない。

 前にも書いたが世界一の大きさを謳っているだけあって、迫力満点。周りの公園のような部分も寝っ転がったりできて気持ちが良かった。でも中は見学しなくてもよかったかなっていうかんじ。例えるとすれば、潤沢な資金がある新宗教の団体が、地方に突然よくわからない巨大建造物を作ることはよくあるが、この大仏はそんな感じに思えた。